RT:ドヤリング

Twitterのドヤリングアカウント(@doyaling)の出張所です。文章が長くなるときにコチラ使用します。

iMac Retina 5Kディスプレイモデルを注文したwww

iMac Retina 5Kを注文

 2週間ほどの検討を経て、iMac Retina 5Kモデルを注文しました!
 
 iMac - Apple(日本)
 (↑このページのデザイン面白いですね)

 
 いま出荷待ちで、カスタマイズしてるので届くのは2月になるかもとのことです。
 ディスプレイが5Kである必要性はぶっちゃけ全く感じないんですが、5KモデルのほうがCPUなども高いスペックを選べるようになっていたので、5Kにしときました(待ってればそのうち、従来モデルほうのラインナップも更新されると思うけど)。
 
 
 従来モデルの場合、スペックが高い方を選択すると、
 
 
 CPU:3.5GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)
 GPUNVIDIA GeForce GTX 780M 4GB GDDR5
 
 
 となるんですが、5Kモデルの方だと、
 
 
 CPU:4.0GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.4GHz)
 GPUAMD Radeon R9 M295X 4GB GDDR5
 
 
 になります。
 GPUはメーカーも違うし、どっちがどう優れているかというのは知りませんが。


 検討にあたっては、このへんの記事も読んでみました。





 まぁデメリットっていうか、5Kである必要あんの?という意見もあることは把握しましたが、Twitterで5K使ってる人の話を聞いてもとくに問題はなさそうだったので、細かいことは考えずに「5KでスペックはMAX」にしてポチりました。メモリだけは、Amazonで買って自分で増設したほうが安いとTwitterで教えてもらったので、そうします。



しばらくMacBook Air1台で暮らしていた

 昔、プライベートではブラウン管のiMacWindowsのノートPC(ThinkpadやFMV)を併用しておりました。んでiMacが古くなってきた時に、買い換えるのではなく「ノート1台あれば十分だろ」と思ってSONYVaio1台に集約することにしたんですよね。つまりMacを全く使っていない時期がありました。なんとなく「就職したらWindowsだろ!」という強迫観念もありましたし。
 
 
 しかし使ってると、VistaだったせいもあってだんだんWindowsへの不満が募り、iPhoneとの連携の良さからもMacに戻そうと思って、2011年と2012年にMacBook Airを買いまして(メモリ4GBだと辛かったので、2011は知り合いに売って、2012に買い替えた)、それ以来Air1台だけで暮らしてきました。
 会社の仕事は会社のPCでやるからいいのですが、プライベートでも論文書いたり学会に行ったり知り合いの出版を手伝ったりと色々あるので、Airでスペックが不十分だったらMacBook ProiMacを買おうと思ったものの、2012年のスペックアップ後は何ら困ることがなくて、結果的にAir1台で4年間引っ張ってしまいました。
 まぁ、学術論文のPDFを探して読んでるか、文章を書いてるか、簡単なコードを書いてデータ解析やってるかぐらいなので、なんだかんだでAirでいけてしまうんですよね。ちなみにCPUはデュアルコアcore i7(2.0GHz)、メモリは8GBで、SSDは256GBです。

MacBook Airに限界を感じ始めた

 しかし最近になって、

  • Evernoteの動きにもたつきを感じるようになってきた
  • データ解析・プログラミングのソフトも以前より少しもたつくようになってきた
  • 自炊した数十MB・数百ページのPDF資料をみながら作業することが多くなり、ページめくるときに引っかかるのがウザい
  • 動画(DLしたやつとか家にたまってるDVDとかカメラで撮ったやつとか)を毎日のようにエンコーディングするようになった
  • 動画編集をガンガンやっていこうというモチベーションが湧いてきてしまった


 という変化がありました。
 Evernoteは生活と研究のインフラなので、動きが悪いとけっこう困ります。全ての反応が遅くなってる感じですね。特にテキストの入力は、数行程度なら問題無いですが数十行になってくると反応が悪くて書けたもんじゃないので、テキストエディタで書いてからコピペしています。ノートやタグの数がかなり多いので、ローカルのDBがけっこうしんどいことになってると思いますw
 データ解析については、パソコンのスペック以外の原因もありそうなのですが、めんどくさくて調べてないです。
 PreviewでのPDFの表示は、スペックが上がれば改善するものなのかどうかわかりませんが、とりあえず現状では見づらいというのは確かです。400ページぐらいある教科書の自炊ファイルを開いて見ながら作業したりするんですが、ページを送っていくときにカクカクします。

動画関係

 動画編集については、案外、Airでもしっかり動いています。これは「Airって非力なんじゃないの?」っていうイメージ持ってる人には知ってほしいことで、13インチで特盛り(スペック最高)にしてれば、中途半端なスペックの(あるいは一昔前の)MacBook Proと同じぐらいにはなっていて、不可能ではないんですよね。
 こんな薄いパソコンなのにここまで編集できるんだ、って感心します。実際、Final Cut Pro Xで動画編集してるのですが、切ってつなげてBGMと字幕をつける程度ならAirでふつうにいけちゃいますね。著名なYouTuberの方でも、サブで使ってるMacBook Airでも編集をしてる人がいました。


 しかし快適とまでは言えないし、エフェクトをつけたり素材を重ねたりしていくとやはりカクカクしてきます。また、編集そのものはあまり問題ないんですが、書き出しとかトランスコードがとても遅いいし、Hanadbreak で動画をエンコードしたりするときもかなり時間がかかります。
 トランスコードってのは、あまりよく分かってないんですが、FCPXに"Optimized Media"というのを作成する機能がありまして、これは動画素材をいったん非圧縮に近い形に変換することで、編集時に常時リアルタイムでデコードする必要をなくすみたいな感じのものだと思います。たぶん。(ちなみに、それによって編集がスムーズになるという理屈自体はなんとなく分かるけど、カメラから取り出したH.264で圧縮されたファイルをoptimized mediaにトランスコードすると、ファイルサイズは10倍ぐらいになるw)
 

 私は別にどこかに公開する目的で凝った動画を作成するということはないんですが、これから実家にあるアナログのビデオテープ(ビデオカメラで撮ったやつが80年代からたまってる)なんかも全部デジタル化して、編集して見やすくしようと思っております。本数がそれなりにあるので、サクサク動いてくれないと困るなと。
 また最近は、どこかに遊びに行った時にこれまでスマホとかで写真を撮っていたのをやめにしてなるべくビデオを撮るようにしています。凝った編集は全くしないのですが、ビデオカメラで撮ったデータを帰宅後すぐにパパっと切り貼りして、最低限の字幕とかをつけ、圧縮し、vimeoとかにアップしてみんなに共有……というのを短時間でやろうとすると、Macがある程度パワフルであってもらわないと困ります。

MacBook Proはもう少ししてから買う

 じつはMacBook Proを買うという計画も別途ありまして、先ほど書いたようにEvernoteとかデータ解析がもたつくとドヤリング時の作業に差し支えるので、13インチのMacBook Pro Retinaを買おうと思っています。
 しかし、iMacと同時に買うのはさすがに衝動買いみたいな感じがするので、もう少し様子を見ます。
 というかそもそも、15インチならCPUはクアッドコアなのに13インチではデュアルコアしか選べないとか、そういうところも気になってしまっていて、MacBook Proについてはまだ購入の踏ん切りがつかないですね。13インチのスペックがもう少し上がったタイミングで買いたいと思います。
 ドヤリング等の用途では、現状のAirでも、まだ致命的なレベルで困っているわけではないし。

40万は高い。しかし……

 今回注文した内容だと、消費税込抜きで40万円弱の価格になっております。一応、学生の身分でもあるので、2万円引きにはなりました。


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 「パソコンに40万て!!」と自分でも思いましたが、4〜5年は使えるんじゃないかと思っているのと、上記のような作業の時間短縮を考えたら、あまり「無駄」という気はしなかったですね。テレビ買わない、オーディオ買わない、洋服もあまり買わないという人間なので、パソコンにこれぐらいはかけてもいいんじゃないかなと。というかMacに地デジチューナーをつないでテレビも兼ねるわけですが。


 また、40万円の支出を正当化する別のロジックも考えました。
 家にiMacがあると、これまでのようにスタバでドヤリングする頻度は減ると思われます。私は1週間に5回ぐらいスタバに行ってると思うのですが、仮に2回減るとすると、1年間で100回分の削減になります。1回平均400円ぐらい払ってるとすれば、iMacを4年間使った場合、トータルで16万円の節約になります。
 つまり、私が買ったiMacは実質的にはMacBook Proと同じぐらいの値段ということになるわけであり、とても合理的な買い物であると考えられます。
 私がよくいくスタバのいくつかは、テーブルにコンセントが用意してあって自由に使用可能なので、iMacを持ち込みたくなる可能性もあり、その場合この節約ロジックが崩れてしまいます。しかしiMacは重いと思うので、そんな頻繁にはやらないでしょう。(iMacを持ち運ぶためのバッグもあるらしい。)
 

 というわけで到着するのを楽しみに待っています。
 iMacと関係ないですが、クリスマスにスタバから送られてきた無料チケットを紛失してしまい、とても凹んでいます。