BootCampの復習
BootCampでのWindowsインストールを復習する
久しぶりに、BootCampを使って自分のMacにWindows 7のインストールを行いました。
MacBook AirでのWindowsへのパーティションの割り当てが足りないのでいったんWindowsをアンインストールしてやり直したかったのと、iMac 5Kにはもともとインストールしていなかったので新規にインストールすることにしました。
目的は、数年前に流行ったRPGツクールの『青鬼』をプレイしてみたいと急に思ったからw
解説サイトは色々ある(これとかこれ)のでべつにここに書く必要もないんだけど、自分の備忘のためにも手順をメモしておくことにします。
なお、↓の記事で言われているように、BootCampなんか使うより仮想マシンにしたほうがWinとMacを同時に使えたりそもそも高速だったりして便利らしいです。私は今回、とりあえず早くゲームしたかったので、新しい方法覚えるよりはやったことあるBootCampのほうが良いと思ってBootCampにしました。こんど暇なときに、VMとして起動する方法も試してみたいと思います。
404 Blog Not Found : 備忘録 - MacでWindowsを使うには
手順
MacBook Airのほうは、上記のとおりすでにWindows 7をインストールしてあったパーティションを潰すところからのスタートでした。なお、Windowsを削除するときも、BootCampアシスタントを使って、「Remove Windows 7 or later version」*1というメニューから行います。
ちなみに、Windowsの削除をやろうとしたら、ディスクの修復が必要だと警告が出たので、Mac OS Xのほうのディスクの修復を先にしてからやりました。これで、全体が単一のパーティションになった。
その後の手順(MacBook AirもiMacも共通)は以下のとおり。
私は家電量販店で買った光学ディスクのWindows 7を持っているので、これをApple USB SuperDriveからインストールする前提です。Windows 7 Home Premiumです。
- SuperDriveをつないで、Windows7のディスクを入れる。
- その他の外付けドライブを全て外しておく。外しておかないと、後でエラーになる。
- Windowsサポートソフトウェアの入手。これはUSBメモリにダウンロードしておくもので、Windowsのインストールが完了した後に、解像度を合わせたり、トラックパッドを適切に使えるようにするために必要なソフトウェア群。要は、MacのハードとWindowsのOSのギャップを埋めてくれるツール類です。
- サポートソフトウェアがきちんとUSBメモリに保存されていることを確認して、BootCampアシスタントを再度起動し、3番めのチェックボックスである「Windowsのインストール」みたいなやつを選択。(ちなみに、Windowsがすでにインストールされてる場合は、ここの選択肢が「Remove 〜」になります。)
- BootCampアシスタント上で、パーティション割り当てを決定。Windows 7 Home Premiumの場合、20GBだとほとんど使ってなくても逼迫することが経験からわかったので、MacBook Airのほうは30GB、iMacのほうは50GBを割り当てておきました。
- あとは案内にしたがって、インストール準備を進めていきます。キーボードはUSなのでUSを選択。
- Windowsのインストール先を選ぶときに、さきほどパーティションを切って作ったドライブを選ぶのですが、フォーマットがNTFSになっていないとダメだと警告が出ます。これは、その画面の右下の「ドライブオプション」から「フォーマット」すればOKで、フォーマットは一瞬で完了します。ちなみに、ここでエラーが出てフォーマットできない場合は、USBやSDカードスロットに余計な外部ドライブがつながっている可能性が高いので、外して最初からやり直します。
- あとは放っておくと、勝手にインストールが進んでいく。
- Windowsのインストールが終了したら、Windowsサポートソフトウェアのインストールをします。それも含めて自動で終わったような気がしますが、インストールできていなかった場合は、Windowsを起動してから、USBメモリに保存したサポートソフトウェアのフォルダにある「setup.exe」を実行すればインストールできる。
- トラックパッドとかの設定は、画面右下のシステムトレイ中にある◆のマーク(BootCampアシスタント)から行える。
*1:環境設定が英語なので
Wineを使ってMacで『青鬼』をプレイしようとしたがダメだった
『青鬼』をプレイしたい
RPGツクールのゲーム『青鬼』をやろうと思って、WindowsでしかプレイできないのでWineを導入してみることにした。が、結論としてはうまくいかなかったのでふつうにBootCampに入れているWin7でやることにしたのだが、一応過程をメモしておく。
参考にしたページ
これらのページを参考にした。
http://mattintosh.blog.so-net.ne.jp/56488099
http://mattintosh.hatenablog.com/entry/2013/04/01/004446
Homebrewはもともと入れてあるのでHomebrewで最初やってみたんだけど、依存パッケージのダウンロードの中でOpenSSLのダウンロードが正常に終わらなくて(404と出ていたので単にURLが変わってるだけ?)、その後MacPortsをインストールしてからMacPortでやり直したら、Wineのインストール自体は完了できた。
ただし後述のとおり、フォントの設定がうまくいかなかった。
手順
1.まずMacPortsをインストール
http://www.macports.org/install.php
ここにいってYosemite用をダウンロードしインストール。
2. XQuartz(X11)の最新版をインストール
自分のMacに入ってたもののバージョンが古かったっぽいので、
http://xquartz.macosforge.org/landing/
ここからダウンロードしてインストールした。
3.いったんMacを再起動
4.wineをインストール
ターミナルで
sudo port install wine
と打つだけ。
ただ、依存パッケージのインストールが大量に続くので、1時間ぐらいかかる。
5.レジストリの更新
上記参考サイトに載っていたのだが、フォントの設定のためにターミナルで
iconv -f UTF-8 -t CP932 <<! | wine regedit - [HKEY_CURRENT_USER\\Software\\Wine\\Fonts\\Replacements] "MS UI Gothic"="ヒラギノ丸ゴ Pro W4" "MS Pゴシック"="ヒラギノ丸ゴ Pro W4" !
と打つ。
すると、Monoインストーラというのが起動するので、インストールを選択。
後述するように、この作業はうまくいっていなかったようだ。
6.RPGツクールのインストール
http://tkool.jp/support/download/rpgxp/rtp
このページ下部の青いボタンからダウンロードし、ダウンロードフォルダ内の「xp_rtp103.zip」というzipファイルを、「The Unarchver.app」をつかって解凍(文字コードを聞かれるのでShift JISを選択)。
これに含まれるexeファイルをwineから起動するために、ターミナルで、
wine ~/Downloads/RPGXP_RTP103/Setup.exe
と打つ。
すると表示されるダイアログが文字化けしてて読めなかったのだが、インストールする場所をきかれる程度のようなので全て勘で進める。
7.青鬼をインストール
青鬼を、
http://mygames888.info/aooni.html
ここからダウンロードして、またThe Unarchiver.appで解答して、exeファイルをwineから実行。
wine ~/Downloads/aooni.exe
インストール先は「C:\aooni」としておく。
8.青鬼を起動
wine c:\\aooni\\aooni\\game.exe
青鬼自体は起動したのだが、フォントの設定がきちんと反映されていなくて、文字がまともに表示されず、プレイできなかった。
参考サイトに従って、「5.レジストリの更新」のところを、.regという拡張子のファイルを作ってから読み込ませる方式も試してみたのだが(テキストでファイルを作成したあとは下記のように指示)、
wine regedit ~/任意のディレクトリ/任意のファイル名.reg
UTF-8がみつかりませんみたいなエラーメッセージが出ていて、その後に青鬼を起動してみたらやっぱフォントがダメだった。
これの「ユーザーフォント(~/Library/Fonts)が認識されない」も試してみたけどダメだった。
🍎 Mac と Wine のフォント関連の設定 🍷 - mattintosh note
↓これは試してないので、これでやればよかったのかも。
http://qiita.com/tukiyo3/items/df9add8063a9c3a50bdc
auのモバイルWiFiルータ(Wi-Fi WALKER HWD14)を1年間弱使ってみて
↓のエントリで書いたように、去年の4月にモバイルWiFiルータをイーモバからauに変えました。
モバイルWiFiルータを、イーモバからauのやつにかえた - RT:ドヤリング
それから1年弱が経ったので、以下、観点別に使用感をまとめておきます。
エリアの広さ:LTEが使えるので文句なし
auのLTE網が使えるので、つながるエリアは文句なしに広いです。
都心、郊外、ちょい田舎の旅行先などで使いますが、「電波がなくて困る」なんてことはほぼありませんね。
通信速度:無理してWiMAX2につなぐところが×
冒頭のエントリにも書いたのですが、通信モードが3種類あって、
ノーリミット:WiMAX回線で
ハイスピード:WiMAXとWiMAX2回線
ハイスピード+エリア:WiMAXとWiMAX2とLTE回線
となっており、それぞれのモード内で電波は自動的に選択されます。
LTEは安定して速いです。WiMAX2は、LTEより速いときと遅い時が半々ぐらいかな。ただしこれは電波が両者ともフル(表示4本)で入る場合の話です。
問題は、それぞれのモード内で回線が自動選択されてしまうという点です。その時々で最も速度の速い回線が選択されるのであればいいのですが、どうも、WiMAX2の電波がキャッチできる場合は、それがいかに微弱であっても、LTEよりWiMAX2を優先しているようです。
これが問題になるときはけっこうあって、WiMAX2よりLTEのほうが速い時は多いんですよ。というのも、おそらく基地局数がLTEのほうが断然多くて、最高速度はWiMAX2のほうが速いものの、LTEのほうが安定してしっかり入るんです。微弱なWiMAX2をキャッチしてそれをLTEよりも優先されると、とても遅くなってしまう。
私は概ね「ハイスピード+エリア」にしてあって、LTEで通信してる時間が3分の2ぐらい、残りの3分の1ぐらいがWiMAX2ですかね。都心でもけっこうWiMAX2は拾えなくてLTEになります。拾えなくてLTEになるならべつに困ることはないのですが、ギリギリ拾えてしまったときがやっかいなわけです。
通信量制限:意識してモードを切り替えれば余裕
「ハイスピード+エリア」モードでの通信量がカウントされていて、それが月間7GBに達すると、「ハイスピード」と「ハイスピード+エリア」が両方とも速度制限されてしまいます。
しかも「ハイスピード+エリア」モードは、それを使用すると月間の通信量が1000円上乗せされます。「ノーリミット」と「ハイスピード」しか使わなければ、月間3000円弱で、「ハイスピード+エリア」を少しでも使うと4000円弱になる。
まあ、4000円弱ぐらいであれば普通の料金なので、基本的にはほぼ常時「ハイスピード+エリア」を使っています。
大容量の通信をするときは、「ハイスピード」に切り替えてから行います。LTEが使えないですが、こちらのモードでの通信量は7GB制限のカウントに含まれないので、無制限で使えるわけですね。エリア的にも速度的にも結局LTEが一番使えるので、WiMAX及びWiMAX2は、この「速度制限回避」のためだけに存在してる感じです。
意識的に「ハイスピード」に切り替えながら使えば、「ハイスピード+エリア」での通信量が7GBを超えることは私の場合はないので、問題なく使えています。
回線別ではなくモード別にカウントのルールが作られているところがややトリッキーですね。
端末の安定性:不具合が多い
これが一番の問題で、端末の不具合というか、おかしな動作が多いです。
以前使っていたモバイルルータは、基本的にはスリープ状態で持ち歩き、使用するときは電源ボタンを軽く押して起こしてやると電波を掴みに行く・・・という感じでうまく使えていました。
ところがこのHWD14は、スリープから復帰したあとは半々ぐらいの確率で、MacBookとの接続がエラーになります。電波はあるのに、MacBookの画面上部の電波のマークのところに「!」表示が出ます。インターネットに接続できてないという表示ですね。
「!」マーク
ブラウザでは「ネットに繋がってません」という注意が出る。
原因は不明で、そういうときはルータを再起動してから使います。1回再起動すれば使えることが多い。
↓のようにブリッジモードにすれば安定するという説もありますが、私の場合はそんなに変わらないような気がする。
Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14が安定しない、そんな時はブリッジモードで
MacBookとの相性:悪い?
MacBookとの相性は、悪いんですかね。接続がエラーになることがけっこうあります。
上述の不具合と同じなのですが、ルータ側の表示では電波がMAXまでビンビン入ってるのに、それと接続しているMacBook Airのほうはインターネットに接続できてないというような状態になることがよくあります(これはMacBookとの相性は関係なくルータそのものの問題な気もしますが)。
あと、ふつうに使えていたのに、気づいたら接続が切れてたりとかね。以前使っていたルータでは、そういうことは無かったです。
総合的な満足度:△
総合的には、◎◯△☓でいえば△です。
auのLTE回線がかなりしっかりしているので、なんだかんだで「使える」とはいえます。
しかし上記のような、接続の不具合はほんとにイライラしますね。せっかく良い電波が飛んでるのだから、安定して使いたいものです。自分が持っている電子機器の中で、ダントツに不安定という感じです。
また、LTEが飛んでるはずなのに無理して微弱なWiMAX2で頑張ろうとする結果、速度がすごく遅くなって、むかつくのでiPhone(docomo)のテザリングに切り替えるときとかもあります。
ネット上の情報をみてても、ほとんどは回線の速度とかエリアとか通信量制限の話ばかりで、端末の安定性とかはあまり分からないので、WiFiルータ選びってけっこうリスクあると思います。
まあ結局、SIMだけ借りて端末を変えながら使うようなのがいいのかもしれないですね。